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2010
02.12

知らないから解らない、ではなく

Category: 未分類
 

先日、新聞のおくやみ欄で漫画家の戸部けいこさんが逝去されたことを知った。
戸部さんの描かれた作品「光とともに…-自閉症児を抱えて-」は
2004年にドラマ化されたことからご存知の方も多かろうかと思う。

私自身は普段からあまりドラマを観ないこともあって、特に印象には残っていない。
ただ篠原涼子さん演じるお母さんが幼いお子さんを抱えて
何かをうったえかけているシーンだけはなんとなく心に残っていた。

当時、自閉症についての私の知識はほとんど無いに等しく
仕事の関係でほんの少しだけ触れる機会があったものの
決して理解しているといえるレベルではなかった。

ただ、娘の小学校の友達の中には、登校から下校までずっと親が付きっきり
という人も居て、そのお母さんから沢山のことを教わっていたので
いわゆるハンディキャップ(この言葉は好きではないが)
を持った人やお子さんに対する偏見はもとより、理解したいという思いはあった。

小学校では、そのお友達Yちゃんについてクラスでの話し合いはもちろんのこと
学校全体でYちゃんを受け入れ、手を貸すべきところは手を貸し、包み込み
とにかくYちゃんが何ら特別な存在ではないのだということを
児童とその親達に教えてくれたのだった。

歩くことが難しいYちゃんの為に何が出来るか
プライドを傷つけずに助けるということはどういうことか
幼い子どもたちは当たり前のテーマとして、それを一生懸命考えそして実行していた。
Yちゃんのお母さんは講堂に集まった大勢の父兄の前で
娘Yちゃんの病気の説明と、どうして欲しいかを解りやすく説明してくれた。

この経験は本当に貴重なことで
「知っているようで知らない」沢山のことを理解する機会を与えてもらったのだと思う。




                     


そして私はネットのなかである友人を得た。
彼女の苦悩、葛藤、数え切れないほど流したであろう涙を
理解するというのは、あまりに不遜である。
けれど、私は知りたいと思った。
ほんの少しでいい、彼女の痛みを理解する術がほしいと思った。
彼女のブログを何度も何度も読み返し、泣き、笑った。




そして自閉症についてもっと沢山の人に理解して欲しいと思った。
知らないがゆえの偏見や苦言をなくして欲しいと心から思った。

201002091907000.jpg
戸部けいこさんが亡くなられたあとになって、遅蒔きながら本を購入した。

「自閉症についての誤解をときたい」
帯にあるように、戸部さん自身が周囲に取材を重ねて出来上がった渾身の作品である。
病に倒れて絶筆となってしまったが
編集部では病床で描かれたものも含めて、なんとか完結させたいということだ。


何かを解りたいと思ったら、まず知ることから始めるというのは
至極当たり前のことなのかもしれない。
しかしそう言いながら、ふと通り過ぎてしまうことも当然あることだと思う。

私はこの本(コミック)を最後までしっかり読んでみようと思う。
そのきっかけが作者の逝去というのは、あまりにも残念だが
ゆっくりと丁寧に、時間をかけて読んでみようと思っている。

そして
「どこかでこの本を見つけたら、手に取ってみてくれませんか?」
と勧めてみたいと思っている。







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コメント
☆ザル

たまに、ではない。

ワシのこの見事なカラダの半分は優しさで出来ておるのだ。



ってか、おまい、もうひよこ、やめたん?
みゆこdot 2010.02.18 20:30 | 編集
おお、たまに現れる善なるみゆこ…。

ザルdot 2010.02.18 19:01 | 編集
☆Mammyさま

ホントに…知らないことって多いです。

何かと批判される「今の若い人」が知ってることを、いい年をしたオトナが知らなかったり

そういうこともあったりするので、やはり謙虚にならねば、と思う今日この頃です。



「わかりますわかります!」を連発する人もいるけど

まずは知って、まみだまの言うように判断することが大事ですよね。

日々勉強…私なんぞはまだまだヒヨッコです?。
みゆこdot 2010.02.16 09:37 | 編集
日々、いろいろなことを見たり聞いたりする中で、

世の中は何と自分の知らないことだらけなのだろうと

思います。



中には知らない方がよいようなこともありますが、

とりあえずは知ってみて、それが自分にとって

どういう意味を持つことなのかを判断すればよいわけで

ともかく知ろうとすることから始めないとダメですよね。



Mammydot 2010.02.15 09:27 | 編集
☆momoさん

>一人一人の優しさが、自然に広がる社会になってくれたら良いなぁと思います

本当にそのとおりですよね。

完全に理解することは出来なくても、思いやりを持って自然に接することが出来たら

それだけでもぐんと距離が縮まるような気がします。



厳しいお母さんというわれたというmomoさん、でもそれは

一号クンに対する愛情の現れですもんね。

表面だけを見て判断されるのは少し寂しいですよね。



自身にしかわからないことはもちろんなのですが

少しでも理解しようとする気持ちと、そのきっかけは大事なことだと思います。

momoさん、優しいコメントありがとう!
みゆこdot 2010.02.13 13:40 | 編集
私もこのドラマ見てました。

見た目で、すぐ解る骨折とかなら、周りも「あ、あの人骨折してる、席譲らなきゃ」とか 行動起こしやすいですが、このドラマのように、一見、見た目普通に見える分、周りに中々理解してもらえなかったり、行動を起こしたり出来ないのが、悲しいですが、現状ですよね。

以前にも、ちらっと書きましたが、一号は見た目元気で、体内の手術をしてます。親が言わなければ周りは解らないから

「あのお母さん、目茶苦茶厳しいね」

など、陰で言われる事もありました。

だから、あのドラマの病気とは、我が子は違いますが、皆が知らないだけで世の中には、一見、見た目だけじゃ解らない病気が沢山あると思います。

その苦労は、ご本人や家族にしか解らない計り知れない事もあると思います。

綺麗事に聞こえてしまうかも知れませんが、あなた方の周りで 少しでも理解してくれたり、理解してくれなくても良いから、一緒になって笑い合ったり普通に接してくれるだけで、ご家族や本人も元気が湧いてきます。

そういう一人一人の優しさが、自然に広がる社会になってくれたら良いなぁと思います



長文すみませんm(__)m
momodot 2010.02.13 00:56 | 編集
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