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2009
06.08

「にゃんた」の思い出

Category: 未分類

「太っちょ」君はまだ帰ってきていないようです
それこそ一日中探しているであろう太っちょ君のご家族は
胸が張り裂けるような思いでしょう。
犬であれ猫であれ家の中で一緒に暮していると、ペットというよりは家族
かけがえのない家族の一員になっていくものだと思います。
本当の我が子のことを話すよりも目を細めて「我がにゃんこやわんこ話」をする人は
知ってるだけで十数人いますもの。

かくいうワタクシ宅には現在カメ子というアカミミガメがいますが
犬も猫もおりません。
以前にも書きましたが、夫はホームセンターのペットコーナーに行くと
ガラスに張りつかんばかりに熱いまなざしを注いでいます。
(ほしーなー、わんわん、ほしーーなー)
と全身で訴えております。
娘も猫コーナーから動きません。「はうはう」言いつつ見ています。
私だって欲しくて欲しくて、ひゃあひゃあ言ってます。
今すぐにでも欲しいです、犬でも猫でも構いません。

しかし・・・今はどーしても飼えないのです。
小さな教室ですが、自宅で開いている音楽教室。
段々と縮小してはいるけれど、常時何人かの生徒さんが出入りします。
その中には重度の動物アレルギーのお子さんもいらっしゃいます。
何年か前に、ほんの少しの間だけ子猫を預かる機会がありました。
レッスン中はもちろんケージに入れて2階に置いておきましたが
教室として使っている1階リビングにはその子の気配が残っていたのでしょう。
1年生になったばかりの女の子が突然喘息の発作を起こしかけました。
お母さまが一緒だったので、適切な処置をしてくれて事なきを得ましたが
あんなに丁寧に掃除をして猫の匂いも失くしていたのに…とショックでした。
動物アレルギーというのは聞いていなかったことだったけど
たいして深く考えていなかったという自分の迂闊さを深く反省しました。

自宅を仕事場にしていると良くも悪くもいくつかの制約を受けます。
音漏れもそうですし、雨の日の洗濯物室内干し禁止(笑)などもそうです。

これだけが飼えない理由ではないのですが
今のところ我が家では「我慢しようね」ということになっております。


思えば私が親から自立してすぐに飼ったのは猫さんでした。
アメリカンショートヘアーの子供で、それはそれは可愛い子でした。
「にゃんた」という名前をつけ、溺愛しておりましたが
ある日にゃんたは忽然と姿を消してしまいました。
夏の暑い日キッチンの窓をほんの少し、ほんの数分開けておいたのが間違いのもと。
通りに面したアパートの1階に住んでいた私は
風が抜けるようにとキッチンの窓を網戸にして開けておいたのでした。
小さかったにゃんたですが、その窓のへりによじ登って遊んでいたのでしょう。
気が付いた時には網戸が開きっぱなしになっていて、彼の姿はどこにもありませんでした。
私は飛び出して行って、窓の下の庭・駐車場・階段の下・・・必死になって探しました。
若かったこともあって、それこそ泣きながら探しました。

考えられる限りの手を尽くし、友人にも協力してもらい
毎日毎晩探し歩きました。
でも結局にゃんたが帰ってくることはありませんでした。
(誰かが連れていっちゃったのかもしれない・・・)
という嫌な考えもちらりとよぎりました。
通りを歩いている人からはキッチンの網戸越しの猫がハッキリ見えるはず・・
あまりに可愛いので、ほんの悪戯心で連れてっちゃったのかも・・・
自分の不注意を棚に上げて、そんなことを思ったりもしました。
淋しくて淋しくてしばらくは何も手につかない状態でしたが
ある日奇跡が起こったのでした。

日曜日、私の部屋には何人かの友人が来ていました。
今日も一緒に探そうと言ってくれる優しい人たちでした。
出掛ける前に冷たい飲み物でも・・・と準備をしている時
玄関のドアをコリコリとひっかく音がしたのです。続いて「にゃあ」という声も!

私たちはドアに突進して、そうっと開けてみました。
すると、なんということでしょう!小さな猫がぽつんと玄関のまえに居たのです。
「にゃんた君だ!!!!」私たちは歓声を上げました。
薄汚れているけれど、探して探して探しあぐねていたにゃんたがそこに居ました。
私は大泣きしつつ、お風呂に連れて行き汚れを落としてあげることにしました。
だいじにだいじに抱っこして、お風呂場の床にそうっと置いて、ぬるめのお湯をかけて
・・・・・その時何か妙な感じがしたのです。

「肉球・・・ピンク色じゃなかったよ?」「黒だったっけ?」
「うん、確かに黒だった・・・でもこの子ピンクだ・・・」「・・・・??」
「で、でも、長く歩き回ってたから、ピンク色になっちゃったんじゃない?」「・・・・」
私と友人はハテナマークだらけの会話を交わしました。

決定的だったのは
「・・・・この子・・・女の子だ・・・・」「!!!!!」
「にゃんたは男の子だったのに・・・この子・・女の子だ」「!!!!!!!!!!」
「き、きっと、あちこち歩き回ったせいで・・・そのぅ・・・なくなったとか?」「・・・・・・」

もうハッキリしました。この子はにゃんたではない。
それは多分抱っこした時からうっすらと分かっていたことでした。
この子は違う子だ、ぜんぜん別の子なんだ、と。
認めるのが嫌で、あれこれ訳のわからぬことい言い合う私と友人。

その後、すっかりキレイになった猫を連れて近くの交番に出向き
迷子の猫を預かっているので飼い主さんが現れたら連絡を欲しいことを伝えました。
おまわりさんは、これは野良猫だろうから飼い主なんていないと思うと言います。
しかし、勝手にうちの子にするわけにはいかないので
しばらくは「預かりねこ」という形をとることにしたのです。

その後「にゃんた」くんは私の家族になりました。
女の子だけど「にゃんた」、アメショーのmixらしく縞々がきれいです。
それから3年、にゃんた「君」はずっと私のそばに居てくれました。
仕事のことで深く悩んだり傷ついたりした時も
さまざまな葛藤や失敗や、絶望して落ち込んだ時も
私が帰ってくると、きちんと玄関に座って私を迎えてくれました。
その可愛らしい姿と「にゃぁ」という声を聞くたびに
私は笑顔になれました。
一緒に眠り一緒に起き一緒にご飯をたべました。
とにかく1日も離れたことはありませんでした。
どのシーンにもにゃんたが居て、私はどんなに癒されたかわかりません。


お別れした時のことは長くなるので、またの機会にと思いますが
その後どんな猫さんを飼っても、みな名前は「にゃんた」でした(笑)
女の子でも男の子でも、みんな「にゃんた」
・・・どの子も私の大事な大事な家族でした。
この子たちのことも、また折にふれてちょこちょこ書いてみようと思っています(^^





太っちょ君の1日も早いご帰還を願ってやみません。










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コメント
>momoさん



momoさんありがとう!

お友達に声を掛けて下さって、そのお友達も見て下さってるのね。

なんと優しい方達でしょう!

私からも心からお礼申し上げます<(_ _)>

その思い、太っちょさんのお母様にもしっかり届いていることと思います。

本当にありがとうございます。

お友達にもどうぞよろしくお伝え下さいませ。
みゆこdot 2009.06.10 11:33 | 編集
まだ太っちょ君見つかりませんか?(泣)



私も友達に聞いて見ましたが、 「気にして見てるが見かけないよ?(泣)」と。





みゆこさんの、にゃんた君の記事も涙物でした。

太っちょ君も、ふと、我が家を思い出し帰宅してくれる事願います
momodot 2009.06.09 21:58 | 編集
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