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2011
07.07

2002年7月2日(火) そして街はもとに戻った。

Category: 未分類



W杯が終わって、街はまさに祭りの後・・という静けさだ。
渋谷のスクランブル交差点で、ハイタッチをしながら
「ニッポン、ニッポン」とはしゃいでいた若者達も
いつもの日常に戻っていったのだろう。

数え切れないほどの人間が行き交うその交差点は
普段は誰も皆、他人には無関心で
間違っても見知らぬ人と笑い合ったり、抱き合ったりはしない。

あれは、だから彼等にとってはまさに「お祭り」だったのだろう。
今回はたまたまサッカーだっただけで
共通の思いを持ち、同じ夢を見て、気持ちを合わせる・・
そんなことがしてみたい、と彼等は思っていたのかもしれない。

皆で一緒に頑張ろう!皆足並みを合わせよう!という感覚・・
それが「日本人の国民性」といわれた時代を知っている私などは
あの東京オリンピックの悲愴なまでの
「日本を背負っている」という重圧を
決してうるわしいことと思うことができない。

ものすごい勢いで変わっていった「日本人」たちは
スポーツ界でも、以前よりずっと器用でそれでいてお洒落な
世界に通用する選手を送り出してきた。

「誰かと手を取り合ってガンバルなんてだっせぇーよ!」
という若者が、渋谷で国立競技場で、そして試合会場で
見知らぬ人達と、声を揃えて叫んだ「ニッポン!」
あれは何かを象徴していたような気がしてならない。

今の静けさは、にわかファンの熱がさめた・・ということでもあるだろう。
それでも「気が抜けちゃった」とつぶやく若者たちに
有り余るエネルギーと、ある種の純粋さを感じるのは私だけだろうか。

そしてそんな彼等の有り余るエネルギーと
荒削りではあっても「これから」の可能性に期待したい
と思うのは私だけだろうか。




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2011
07.07

2002年7月3火(水) 体重計

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■2002/07/03 (水) 体重計

新しい体重計を買ったので、さっそく乗ってみた。
今までのはデジタル計だったのだが、割とすぐ電池が切れる上
なんだか正確に量れないような気がしていたのである。

正確に量れない・・というのはどういうことかというと
自分では「○●キロぐらいだろう」と思っている体重プラス2キロほど
いつも多い数字が出るのである。これは変だ。
自分のことは自分が一番よく知っているものなのだ。(・・多分)

それなのに予想をいつも裏切って「ぎゃっ!」というほどの数値を
すまして打ち出すんである。
どうにも納得できないので、電池が切れたのを機に
普通の体重計(針がついていて、小さな窓から目盛りが見えるアレ)を買った。

そしてさっき、乗ってみたのである。
・・そぅっと、あまり体重計を揺らさないように
(意味のないことのようだが、乱暴に乗って器械の機嫌をそこねたくない)
おそるおそる乗ってみたのである。

そして私は声を失った・・。

なんということでしょう!
ワタクシったら、ワタクシったら・・また太ってるじゃありませんの?!
どうして?どうして?
このところ寝る前のストレッチもしているし、なるべく歩くようにしているし
ナントカという番組でやっていた「私は痩せているのよ」という
暗示をかけて「脳をだます」ということもしているし
ビールだってずいぶん減らしてるし
ここのところ秋の演奏会に向けての練習だって、怠らずにやっていますのに。

それなのに、ここ2~3年お目に掛からなかった程の数値を見てしまった。
何が悪かったのか、どうしたことなのか
いくら頭を抱えてもわからない。

「私は痩せてるのよ」と言いながら食べているので
もしかしたら脳味噌が「だからもっと食べてよし」の指令を出して
知らず知らずのうちにオカワリをしているのだろうか・・。

しかし無自覚にテンコモリご飯茶碗を重ねているとしたら
それは脳がだまされたのではなくてだれてしまっているのではないか。

ああ薄着の夏が来る。水着の真夏がやってくる。
私はどうしたらいいのだろう・・ショボン・・。




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2011
07.07

2002年7月4日(木) 無伴奏

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無伴奏で歌い始めたその唄は
あなたが低音部、私が高音部を受け持って
他の音がないからなおさら静かに、そして内心では激しく
歌い続けられるはずだった。

二重唱はね、まず互いの息づかいを聞くこと
ブレスのタイミングを合わせて、声の大きさを揃えて
どちらかが出過ぎないように、それでいてしっかりと・・

ふたつの音が重なったとき、あたりの空気がほんの少し揺れて
それが新しい旋律になる。

互いの表情を確かめながら、互いのリズムを理解しながら
ひとりひとりの「私」ではなく、新しい「私たち」になって
そうやって歌い続けていくはずだった。

いつからか、私たちの声は重ならなくなり
傍に居たはずのあなたが見えなくなり
私が歌をやめると、あたりにはなんの音もしなくなった。

伴奏のない唄には、どうしてもふたつの声が必要だったのに。
いつの間にか途切れたあなたの声の代わりは、誰にも務まりはしないのに。

だけど、私はここで歌おう。
この場所から動かずに、ここで歌い続けよう。

それだけが今の私に出来ることだと思うから。
風に乗って、このなつかしい唄があなたの耳に届くように
私はここで歌い続けよう。

その声を聞いたあなたが、またいつか私の傍らに立って
そしてふたつの違う旋律が重なって
また新しい唄が出来ることを願って
私はこの場所を動かずにいよう。


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2011
07.07

2002年7月23日(火) メッセージ

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私の勝手な思いこみだが
音楽とか文字とか言葉というのは
誰かに自分のメッセージを伝える手段のひとつだと思っている。

それがうまく相手に届かないときは
私自身不徳の致すところ、とも思っている。

こちら側から音を送る
ちょっと離れたところの観客が、それぞれの感性でそれを受け取る。
私には合わないと思う人もあれば、心地よいと感じる人もいるだろう。

受け取り手の気持ちを優先させて奏でているわけではないが
(それでは媚びた演奏になってしまうから)
やはり、その反応は気になるところである。

人の言葉というのもそうだろう。
自分の語彙を総動員して、自分の想いを相手に伝えようとしても
すべてがそのまま届くとは限らない。

かえって無言でいるほうが
より多くの感情を伝えることが出来る場合だってあるかもしれない。

自分の想いをストレートに相手に伝えてしまうと
相手が困惑したり悩んだりするのではないか・・
とためらったり考えたりしてしまう人もあるだろう。

20代のころの私はそうだった。
気持ちだけがその人の前に回って、その顔を覗き込んでいるくせに
実際の言葉はひとことも出ないまま
ただ黙ってその人の周りを、歩き回っているだけだった。

送り手の気持ちはさまざま。
そしてその手段もいろいろ。

それでも私は何かのメッセージを送り続けたいと思う。
受け取ってくれる人が居ても居なくても、いや居なくなっても
ずっと送り続けたいと思う。

それがたとえ、すぐには相手に届かなくても。

いつか、きっと・・の願いをこめて
送り続けたいと思う。




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2011
07.04

エアコンの取り付け



先日壊れてしまったムスメの部屋のエアコン
紆余曲折の後、ようやく本日取り付けの運びとなった。
今月1日から「節電の夏!」が始まったことだし
超省エネタイプのエアコンに替えるのはジャストタイミングだろう。

12時過ぎから始まった工事
長身・童顔の若いお兄ちゃんが来てくれた。
今日の東京は34度、フェーン現象で熱風が吹きまくっている。
2階は特に暑い。
さぞかし辛いだろうと、さっき栄養ドリンクを持っていった。
ニコニコして「あざーっす♪」と頭を下げる。

大汗をかいておられる。
よりにもよってこんな暑い日に、ホント申し訳ない。
お昼時なのに、昼食もまだだろう。
さすがにお昼ごはんは出さないが、
せめてワタシも空腹のまま我慢をすることとしよう。


思えばエアコンが登場したのはいつだっただろう。
ワタシが幼い頃、我が家には無かったように思う。
小学生の高学年くらいに、ようやく居間にだけ付いたと記憶している。
家出して(笑)ひとり暮らしをしている時には、もちろん無かった。
小さな扇風機で熱い空気をかき回して夏を過ごしていた。

結婚して、夫の兄がお祝いとして買ってくれたのが、我が家の1台目。
当時はまだビックリするほどお高くて…確か40万円弱くらいしたと思う。
ああお兄様、ありがとうございます!と新婚のワタシは感謝したものだ。

今ではちょっと高性能な携帯電話のお値段と同じくらいのエアコンもある。
隔世の感であーる。


2階ではバリバリバリ!という激しい音がしている。
壁にはすでにエアコン用の穴が開いているが
工事はそんなに容易ではないんだろう。バリバリバリ。

自然に逆らってヒトを涼しくする機械を取り付けるために
汗を流して工事をしてくれるヒト。
原子力に未来を託して、電力をそれに頼っていたニンゲン。
それらが否定されて数ヶ月。
節電節電!で東京の夜は暗く、建物の中は暑い。

いろんな矛盾と葛藤の中で、もうすぐ梅雨が明けホンモノの夏が来る。
今年の夏は暑い暑いと文句ばかり言わずに
そんな諸々のことをじっくり考えることにしよう。







    ・・・それにしても おなかへった。
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